みんなと港まちを創る

イベントレポート

買い物調査の実態アンケート


  人々の声を集める



 築地公設市場の突然の閉店により、気軽に立ち寄れる買い物店舗を失った方々が数多く生まれました。地域商業の活性化という観点からだけではなく、暮らしの場の再生やコミュニケーションの活性化という観点からも、地域の賑わいは大切です。まずは、地域の方々の声をきちんと把握することを目標に、全戸配布のアンケートを実施しました。個別の回答だけでなく、地域のさまざまなグループにも直接お会いして、お話を伺い、その声をまとめました。

 現状では、アンケートに回答いただいた約7割の方々が、近隣の大型スーパーへまとめて買い出しに出かけているというライフスタイルが明らかになりました。ある意味当然の結果ではありますが、先々については、地元の近場でお買い物することを望む声もありました。しかしながら、今買って頂かなければ、先はないのも現実。やはりそこには、何かしらの工夫が求められることがわかりました。

 またアンケートからは、手軽に始められそうな取り組みとして、暮らしの市の開催を希望する声も多数見受けられました。今後に向けては、実験的な試みとしてポットラック新聞かわら版の特別号として、「お買い物アンケート編」も作成しました。これからも地域の人々の日常に寄り添いながら、サポートしていけるような企画を検討していけたらと考えています。

地域のニーズを正確に調査するため住民の「買い物調査の実態アンケート」を実施した。

 

 



開催概要

みんなと港まちを創る (2)港まちに呼び込む新たな風 
買い物調査の実態アンケート

期間|令和元年12月11日(水)~12月25日(水)
会場|港まちポットラックビル、西築地公設市場

買い物調査の実態アンケート
アンケート配布数|1,646件 (実質配布数1,565件)
回収件数|374件

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 買い物調査の実態アンケート