
イベントレポート
書作品を自由に見て、自由に感じる!
皆さんは、江戸時代の禅僧・画家である仙厓義梵(せんがいぎぼん)の「まるさんかくしかく」という作品を観たことがありますか?「○△□」というシンプルな図形だけが描かれており、仙厓の禅画の中でも理解できないと言われている作品のひとつです。今回はそんな作品のオマージュとして、書家の渡部裕子が仙厓の作品に尊敬の念を示して制作した作品群「○△□ - 太陽・月・地-」を展示しました。
展覧会初日に大筆
普段持つことのない大きな筆で、ダイナミックに一字を書くワークショップが開催されました!参加者たちは、普段なかなか味わえない感覚に夢中になり、思い思いの一字を力強く表現。大筆ならではの迫力ある筆跡が生まれ、個性あふれる作品が次々と完成しました。「最初は緊張したけど、筆を動かしているうちに楽しくなった!」「こんなに思い切り書くのは初めてで、すごくスッキリした!」そんな声があちこちから聞こえ、大筆アートの魅力を存分に楽しむ姿が見られました。
展覧会の幕開けを飾るにふさわしい、活気あふれるイベントとなりました!
開催概要
△:魅力的でにぎやかな港まちに集う (2)アート&音楽を活用したまちづくり
3F展覧会 渡部裕子「◯△□」展
会 期|2025年1月18日(土)~2月8日(水)(22日間)
会 場|港まちポットラックビル3F
来場者|延べ440名
出展アーティスト|渡部裕子
企 画| 株式会社ターニング・ポイント
WEBページ
渡部裕子「◯△□」展