みんなと港まちを創る

2/12-3/19

【イベント】まちを残すのエトセトラ

み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクト vol.5

まちを残す│people talk about what they do のエトセトラ展

()なとまちをつくるアーカイブプロジェクトの第5弾として「まちを残す│people talk about what they do のエトセトラ」と題したアーカイブ展の関連イベントを開催します。


関連イベント

トークイベント|【POTLUCK SCHOOL 2020-2021】
「まちを残す」にまつわる実践者たちの語り
※会場は全て港まちポットラックビルにて開催します。
また、トークイベントはオンライン(FaceBookLive)で配信を行います。


□vol.1「私たちにできるのは、場をつくることだけ」
「東別院暮らしの朝市」は、東海地方最大級の定期市。その裏方を実行委員会の一員として支えるのが千賀さん率いる制作会社レジスタの皆さん。港まちで始まったばかりの小さな定期市は、レジスタとの協働プロジェクトですが、そこにはすでに顔馴染みのファンが生まれつつあります。出店者さんが気持ちよく商売できるために最善を尽くしつつ、「私たちにできるのは場づくりだけです」と慎ましい。目指すのは、定期市開催地域に暮らす人々の日々の幸せづくり。そんなレジスタの千賀さんのバックグランドや今後の展望等、中々聞けない稀少なお話を伺います。

ゲスト:千賀信義
日時:2月12日(金)18:00-19:30
定員:10名
参加費:無料
トークアーカイブはこちら

□vol.2「自分たちが好きな街の風景を残したい」
2021年1月末に名駅西に元旅館という物件をリノベした「OMYAGE NAGOYA」がオープン。プロジェクトの中心にいる堀江さんと山田さんは、2019年にも同エリアに「MEAT PIES MEET」をスタートさせて名駅西に留まらないソーシャルビジネスやまちづくり界隈を沸かせてきました。そんなお二人が大切にしているのは、自分の好きな街の風景を残すこと。それは建物だけでなく、人でありご縁。馴染み認められる中で、頼り頼られる関係性を仕事や暮らしの中に育むこと。至極真っ当。でもだからの奮闘も。きっと大事なお話が聞けると思います。
*「OMYAGE NAGOYA」は3月6日にオープン日が延期されました。

ゲスト:堀江浩彰、山田真理子
日時:2月19日(金)16:00-17:30
定員:10名
参加費:無料
トークアーカイブこちら

□vol.3「今こそ一緒に考えたい、“残す”は、ずっと考えられてきた大切なテーマなのです」                  
阪神・淡路大震災の経験を手記集として出版する市民活動に従事する高森さんは、災厄の経験を表現する人々との協働を実践する研究者でもあります。その最新の記録集では、手記をまとめた人たちへのインタビューを初めて追加。伝えたかったのは、「書くと話すの切実さと軽やかさのギャップ」だったとか。何かを「残す」ことの方法論は多様で、正解は一つとは限らない。では、私たちは何をどう残していくのでしょうか?「〇〇を残す」そのあり方と豊かさについて高森さんと一緒に考えてみます。

ゲスト:高森順子
日時:2月26日(金)18:00-19:30
定員:10名
参加費:無料
トークアーカイブはこちら

□vol.4「歴史(history)の中に、物語(story)がある」
「ARTORO(アートロ)」は静岡県にある弥生時代の遺跡「登呂遺跡」を舞台に、「土さえあれば生きていける」を合言葉にして、土を通して作る・食べる・生きるという循環を実践・体験していくアートプロジェクト。2013年にこの活動をスタートさせた陶芸家の本原さんは「弥生時代の人も、同じ人間。私たちの祖先が悩んで考えて、選んできた結果が今の暮らし」といいます。活動を通して出てきた「なぜ?」を放っておかず、自分の手で確かめながら、先人たちの考えや工夫を発見し、共感する。そんなARTOROが大切にする時代を超えた縦の繋がりを通して、今の暮らしや社会について本原さんと一緒に考えてみます。

ゲスト:本原令子
日時:3月5日(金)18:00-19:30
定員:10名
参加費:無料
トークアーカイブはこちら

□vol.5「まちの未来を拓くためにー本とはなんだろう?ー」
「いにしえの本といえば、粘土板」と話し始めたのは、名古屋の古書店シマウマ書房の鈴木さん。古来より人は自分たちの記録を身の回りのさまざまな媒体に刻んできました。粘土板や羊皮紙の本が風雪に耐えた歴史書として今に伝わっていると聞くと呼吸が少し深くなります。自分たちにとっての「大事なこと」を懸命に残した記録が、またいつか未来の誰かの可能性を拓くかもしれない。「まち≒人と社会とその関係」と仮説したとき、それらを繋いでいく上で「本≒記録」が果たす役割とは何でしょう。鈴木さんと一緒に考えてみたいと思います。

ゲスト:鈴木創
日時:3月12日(金)18:00-19:30
定員:10名
参加費:無料
トークアーカイブはこちら

□vol.6「空き家を資源に街の未来を拓く…え、どうやって⁈」                  
「さかさま不動産」というヘンテコな名前を耳にしたのはいつ頃のことだったでしょうか。今や彼らの周囲には老若男女を問わず多くの”想い”のある人々が集結し、課題を抱える各地の行政が続々と相談を寄せるようになっているとか。その活動を間近に見て、まず感じるのはその熱量。具体的な提案とガッツある行動力。そして圧倒的に人たらし(笑)。9年後には40%をこえると言われる空き家を街の資源と見立て、志の高い人々を呼び込み、コミュニティの力を支援して地域社会を元気にする。そんな「さかさま不動産」のアプローチの真髄に迫ります。

ゲスト:水谷岳史、藤田恭兵
日時:3月19日(金)18:00-19:30
定員:10名
参加費:無料
トークアーカイブはこちら

 

イベント|いらんもの大市

アーカイブプロジェクトの活動を通して、まちのみなさんから引き受けてきた数多くの「いらんもの」は、どれも魅力的で味わい深い古道具ばかり?会期中は、それらを会場にて展示し、来場者のみなさんにおすそわけします。また、デザイナー・小島邦康さんが「いらんもの」についてのユニークな見立てを紹介する企画も進行中。
3月13日には、港まちで開催される暮らしのマーケット「みなと土曜市」(10:00-16:00)に合わせ、「いらんもの大市」を開催!一点ものが多いので、早い者勝ち!
※ものによっては、会期終了後のお渡しにせていただく場合がございます。

日時:3月13日(土)11:00-19:00
場所:港まちポットラックビル
※予約は不要です。


トークイベント申込方法

港まちづくり協議会のWEBサイトの最下部申し込みフォーム、またはメール(info@minnatomachi.jp)にて、[氏名・連絡先・参加人数・希望するイベント名]を明記の上、各イベント開催の3日前までにお申込みください。
定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
 

 


開催概要

展覧会
「まちを残す|people Talk about what they do」のエトセトラ

期 間|2021年1月23日(土) - 3月13日(土) 11:00-19:00(入場は閉館時間の30分前まで)
※ 1月27日(水)、2月10日(水)、2月24日(水)(いずれも午前中)は別事業のため、展示をご覧いただけるのは13:00からとなります。
休館日|日曜・月曜・祝日
会 場|港まちポットラックビル 2F: Project Space
入 場|無料
主 催|港まちづくり協議会

新型コロナウイルス感染症の状況等により、会期、実施内容等が変更となる場合があります。
※入館時は、マスクの着用をお願いいたします。また受付にてご記名・検温も合わせてお願いいたします。

 

み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクト

港まちに暮らす人々の個人的なエピソードを集積し、まちの新たな輪郭を記録するプロジェクトです。
さらに、その記録を成長させていくことで、現代の都市が「まちづくり」に向かうことの意味を問い直し、このまちの未来の姿を思い描くことを目的としてい ます。
2016年の「まちと話す│talk with you」、2017年の「まちを解く│find your origin」、2018年の「まちを綴る│taste our tracks 」、2019年の「まちが語る│telling our story 」、2020年6月の「まちを残す|people talk about what they do」、今回5回目の続編となる2021年1月は「まちを残す|people talk about what they doのエトセトラ」を展覧会のタイトルとしました。

   

 

チラシ PDF

まちを残す│people talk about what they do のエトセトラ展