11/13-12/28
まちをひらく|Open Sesame!
Chatting in the Kitchen -台所でおしゃべり-
み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクトとして『まちをひらく|Open Sesame!』を開催しています。その一環として、陶芸家/美術家の本原令子さんとのプロジェクト「Chatting in the kitchen -台所でおしゃべり-」の展示をポットラックビル2Fにて開催しています。
台所でおしゃべり…そのあとで。
おしゃべりとは“とりとめのない会話”のことです。美術家・陶芸家の本原令子さんは、このプロジェクトの趣旨を端的に「港まちに住むどなたかのお宅へ伺う。そのウチの定番料理などを教わって、一緒につくったり、食べたり…。そうして話したことを記録して本にまとめる」と表現しています。他所さまの台所というプライベート空間に、わざわざ出かけていって、とりとめのないおしゃべりを何時間も記録するという不思議なプロジェクト。しかしその断片には、社会あるいは個人が抱える、孤独、悲哀、喜び、希望が垣間見られ、過ごした時間は私たちにとってのかけがえのない滋養となりました。本展では、そんなプロジェクトの一端をご紹介しながら、今も私たちの中に反芻するとりとめのない会話の続きを、みなさんにもお楽しみただけたらと考えています。
開催概要
会 期|2021/11/13(土) - 12/28(火)
会 場|港まちポットラックビル 2F: Project Space
休館日|日曜・月曜・祝日
時 間|11:00−19:00
入 場|無料
主 催|港まちづくり協議会
※毎月第2・4水曜日は、12月16日(木)は午前中に別事業で会場を使用するため、展示等をご覧いただけるのは13:00以降となります。
※展示会場では感染症対策を行っています。
対話型鑑賞プログラム 会場にお越しの際は、ぜひスタッフにお声がけください。 ①12月18日(土)14:00-16:00 |
本原令子さん
陶芸家/美術家。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)セラミックスアンドグラス修士課程修了。「土があれば何でもできる」をテーマに、2013年から5年間に渡って続けてきた静岡市の登呂遺跡を舞台にしたアートプロジェクト「ARTORO(アートロ)」の活動を記録したエッセイ、「登呂で、わたしは考えた。」を執筆。